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経済・産業・
イノベーション
行き過ぎた短期主義経営、慎重すぎる経営を解きほぐし、国民の能力を最大限に引き出す「正しい資本主義」に転換します。経済成長と日本社会の強靭さを取り戻す経済・産業政策を行います。あわせて諸施策の推進により、経済安全保障を確立します。
- 野心的な産業技術開発
- 国内産業の充実
- 高度な技能を持つ 人材の育成
研究開発力の抜本強化
- 研究開発費を今後10年間で大幅に引き上げます。
- 安定雇用により高度な技能を持つ人材を育成し、自社内の技術開発に努める企業を支援します。
野心的な産業技術開発
- 創薬・バイオ、次世代通信技術、光電融合、量子暗号、AI、デジタル、航空宇宙、超電導、次世代モビリティなどを国家プロジェクトとして推進することで、次世代の産業インフラを世界に先駆けて実装し、民間のイノベーションを促進します。
- 標準、規格、特許の分野での人材育成を強化し、世界標準を主導します。
国内産業の多様性確保
- 食料、エネルギー、デジタルなど、国民生活や個人の尊重に不可欠な分野は、効率化や比較優位論によらず、国が責任を持って維持します。
持続可能な産業への転換
- グリーンインフラの活用により、グリーン成長を社会の大変革につなげ、関連する分野を我が国の主要産業へと育成します。
- エコツーリズム、グリーンツーリズムを推進し、またバリアフリー化に取り組む公共交通事業者や小規模店舗等への支援などを通じ、持続可能な観光を目指します。
- 電気自動車(EV)の充電ポイントや水素スタンドの設置支援、EV・燃料電池車の普及促進、次世代の蓄電技術の開発など、自動車産業の脱炭素化の基盤整備を強力に進めます。
中小企業・小規模企業者への支援
- 危機的な状況にある中小企業・小規模企業者を支えるため、中小企業憲章の理念に基づき、事業継続、生産性向上、新事業の創出やスタートアップ、事業承継などを総合的に支援します。